◇演目
ミツザワ書店/角田光代 作(新潮社)
現代珈琲交声物語/原田佳夏 作
◇出演
日高 恵(朗読、歌)
東保 光(ベース)
成田 徹(サックス)
杜 哲也(ピアノ、作曲)
◇チラシ
クリック→ おもて・うら
バッハの「コーヒーカンタータ」は、娘の愛する珈琲と婚活に振り回われる父親をコミカルに描いている楽しい作品だ。現代に生きる作曲家・杜哲也が、この「コーヒーカンタータ」をモチーフにしたいと言う。
現代版「コーヒーカンタータ」を書くとすれば、はてさて、どうなる?
というわけで、娘ではなく父の婚活話にして、コミカルな話に仕上げる積もりでいた。
ディーバにして女優の日高恵が「このお話、もっとドロドロじゃないかなあ」と突っ込んできたため、いつしか、娘の結婚生活の秘密にまで話は及びーー。
美味しくても、珈琲は苦い。
でも、その中にある甘さに気づく時、人生も捨てたもんじゃないと思えるかもしれない。
◇使われる音楽
作詞:原田佳夏/作曲:杜哲也
M1 序曲 (instrumental)
M2 そらのおと
M3 珈琲と恋
M4 本物の珈琲が飲みたい
M5 (instrumental)
M6 現代珈琲交声物語
後期バッハの世俗カンタータ「コーヒーカンタータ」は、4つのアリアとそれらを繋ぐレチタティーボ、そして終曲の三重唱により構成される素敵な小歌劇です。今回「現代珈琲交声物語」のために書いた上記のMナンバーは、以下がその元曲になっています。(各々のMナンバーは一致しています。)
原作「コーヒーカンタータ(お静かに、おしゃべりせずに)」
作:ピカンダー/作曲:ヨハン・セバスチャン・バッハ
M1 子供のことで、いろいろ面倒を(バスのアリア)
M2 ああ、なんてコーヒーはおいしいんでしょう(ソプラノのアリア)
M3 女の子というものは強情なものだ(バスのアリア)
M4 今日のうちに、お父さん(ソプラノのアリア)
M5 (レチタティーボ)
M6 猫はねずみを見逃しはしない(三重唱)
◇音のサンプル「現代珈琲交声物語」本番から
→《サンプル1》…1分51秒/演奏〜朗読
→《サンプル2》…1分18秒/朗読
→《サンプル3》…2分07秒/朗読(音楽付)
→《サンプル4》…1分19秒/朗読〜歌
= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =